ミンティアオーディオアンプ

上田 拓矢(作)

音質を上げるのに欠かせないオーディオアンプ。最近は、バッテリー式のコンパクトタイプで持ち運べるタイプのものが増えてきました。今回は、さらに小型化を極めたMINTIAアンプを紹介いたします。

厚さはわずか4.7mm。極薄のケースに、コネクタ、ボリューム、スイッチ、アンプ回路、バッテリーを納めました。

 

 

 

 

 

{写真1;これがMINTIAアンプ}

{写真2;MINTIAアンプの中身}

写真2が、MINTIAアンプの中身です。薄いケースの中では、当然大きな部品は使えません。ほとんどが表面実装部品で構成されています。

ユニバーサル基板は、MINTIAの大きさに合わせて形も加工しています。バッテリーには小型化のために、リチウムポリマーバッテリーを使いました。バッテリーはmicroUSBから充電しています。

{第1図;MINTIAアンプ回路(アンプ部)}

第1図が、MINTIAアンプのアンプ部分の回路図です。これは、A47式と呼ばれるヘッドホンアンプの回路で、出力電流を増やすために、通常の非反転増幅回路の出力二手に分流させます。片方はそのまま流し、もう片方はボルテージフォロワー回路に入れます。ボルテージフォロワーの出力と、非反転増幅回路の出力を47Ωの抵抗で合成することで、電流を増やしています。

また、オペアンプにはRC4580が使われています。第1図の回路を左右2回路搭載しています。

 

{第2図;MINTIAアンプ回路(電源部)}

第2図が、MINTIAアンプの電源部分の回路です。3.7Vのリチウムバッテリーの電源をDC-DCコンバーダ―で増幅します。その出力を、TLE2426というICに入れます。このICは、仮想GNDを作り単一電源から正負電源を生成できるICです。

オペアンプの電源が、プラスマイナスの両電源が必要なことから、TLE2426と、トランジスタ、ダイオード、抵抗で、プラス電源とマイナス電源を作り出しています。

 

チップ部品で極限まで薄くし、充電回路やボリュームなど、実用性も確保したMINTIAアンプ、ぜひ作ってみてはいかがでしょうか。

 

 

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